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tr03.スピードメータの針ぶれ

アイキャッチ トラブル03 mini-Trouble
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INFO

この記事は、2006~2010年ごろに作成した記事をリメイクして公開しています。

症状

センターメーターに交換後、しばらくすると、針がぶれるようになりました。センターメーターは、針ぶれが起こりやすく、それは仕方がないといわれているようですが、決してそうではありません。ほとんどが、メーターケーブルに原因があります。低速でぶれる場合は、ケーブルに原因があるといって間違いないと思います。
スピードメーター表示は、メーターケーブルの回転数によって表示されるため、一定の速度で走っていても、ケーブルの回転がスムーズでなく、引っかかったように回転していれば、それがそのまま表示となって、針ぶれを起こします。
対策としては、メーターケーブルをできるだけ曲げないで(できるだけ大きなRを描くように)配策するにつきます。ただ、構造的に弱い部分がありますので、そこを下のように対策すると、驚くほどぶれがなくなりましたので、紹介します。

修理

メーターケーブル先端

1.メーターケーブル先端

写真は、メーターケーブルのメーター側先端です。青丸のところで、接続用金具がかしめられています。実は、この部分に力がかかると、カクッと曲がり、ケーブルの回転を妨げるようになって、針ぶれが発生します。
温まって、ケーブル自体がやわらかくなると、それが顕著に現れます。メーターの裏側にかくれてしまう部分なので、メーターの取り付け方でも変わります。
また、カシメ方がわるいのか、あまり強くかしめられないのかはわかりませんが、温まって樹脂部分が柔らかくなると、簡単に抜けてしまいます。

対策はテーピング

2.対策はテーピング

そこで、この部分を強化します。私の場合は、布製の粘着テープを使いました。ガムテープではなく、よくヨーロッパの車でワイヤーハーネスをまいているテープを使用しています。
あまり伸びず、粘着力が強く、薄いものであればいいと思います。
この対策をした後は、針ぶれがまったくなくなりました。

ほかの対策例

3.ほかの対策例

熱収縮チューブもよさそうです。きちんと収縮させて、メータと接続する部分のねじが入ればいけると思います。
今回は、熱で周辺部品が溶けてしまうのを懸念して、実施しませんでした。

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