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tr05.エンジン始動不良

mini-Trouble
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INFO

この記事は、2006~2010年ごろに作成した記事をリメイクして公開しています。

症状

ある日、失火しているような症状が出ていましたが、そのまま出勤。帰宅時に始動しようとしたら、エンジンがかかりませんでした。そのときは、購入直後に直した配線部分や、点火コイルの端子を少しさわったところ、エンジンがかかったため、ドキドキしながら自宅にかえりました。

原因究明と修理

点火コイルの周辺

点火コイルの周辺からチェックしていきます。

スタータモータ部分の電源ライン

明らかに、点火系の配線がおかしいので、ハーネスをできるだけはずし徹底的にチェック、修理します。まず、バッテリをはずし、スタータモータ部分の電源ラインをはずします。

13mmのナット

13mmのナットでしまっていますので、それを取り外します。

オルタネータの配線

オルタネータの配線もはずします。
針金でできたロックを矢印のほうにずらします。

オルタネータのコネクタ

コネクタを引っ張りはずします。

点火コイルの配線

次に点火コイルの配線をはずします。

点火コイルの配線拡大

左側は1個、右側は2個端子がささっているため、これをぬきます。右側はコンデンサの端子もささっていますが、これは点火コイルを取り外してからぬきます。

コンピュータを取り外し

次にコンピュータを取り外します。
写真の3箇所でとまっています。コンデンサ部(コンビネーションレンチがついている)は、10mm。
車両前側の2本は8mmの工具で取り外します。

コンピュータをずらす

ナットをはずしたら、コンピュータのコネクタをはずしやすいように、少しずらします。

コネクタ1個と、センサ用のホース

コンピュータには、コネクタ1個と、センサ用のホースがささっていますので、これをはずします。

コンピュータをはずしたところ

コンピュータをはずしたところ。

過去修理した場所

過去修理した場所。テープをはがして、チェックします。

修理箇所の状態

中に水が入って、さびて導通不良を起こしていると思ったのですが、そうではありませんでした。

端子のカシメの部分

では、端子のカシメの部分と思いましたが、そこでもありません。
ただし、このカシメ方はだめです。2箇所あるカシメ部分のうち、後ろ側(写真の手に近い側)は、本来被覆の部分をつかんでいないといけません。
この電線は被覆が一部溶けていて、過去ショートした(こちら参照)部分のため、途中で切断して交換しました。

点火コイル

もしかして、点火コイルかもと思い、チェックしました。

点火コイルの端子

見るとどうも写真の丸で囲った部分の端子があやしい...。

すかすかの端子

ためしに、端子をさしてみたら、すかすか。
ここで接触不良を起こしていたようです。
ラジペンや、マイナスドライバで補修。
(やりすぎないように)

コイルの配線を交換

コイルの配線は、一部交換(黄色の配線)

きれいに組みなおし

きれいに組みなおして、エンジン始動。
非常に安定したエンジン音になりました。

グリルをつけ

このあとグリルをつけ終了。

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