この記事は、2006~2010年ごろに作成した記事をリメイクして公開しています。
はじめに
ミニのセンターメーター化のために、ここまで下準備をしてきました。
いよいよセンターメーター化をします。
センターメーター化の作業
用意したパーツ

4.タコメーター・時計・アンメーター(後日、電圧計に変更済)
サブのメータ類。これも中古品です。
ウッドパネルも中古で入手したものに、カッティングシートをはって、きれいにして使用しました。(新品でそろえると、結構な金額です)
車体側メーター用配線の加工

8.タコメーター他用コネクタ
同様に、タコメーター、時計の配線も作成しました。タコメーターは、もともと純正のタコメーター用に、電源と信号線がきているので、それを加工。時計用バッテリー電源は、ターンリレーのところからとりました。
クラッシュパッド取り外し
純正ウッドパネル固定スペーサーの取り外し
ダッシュサイレンサー加工

14.サイレンサカット
センタメーターが取り付く部分のサイレンサをカットします。
メーターをあてて、マジックなどで線を引き、カッターナイフで注意しながら切り取ります。
本来は、次の作業と順番を逆にしたほうが正確に切れると思います。

15.触媒温度警告ユニットの取り外し
触媒温度警告の、ブザーとコントローラを取り外します。
それには、それらが取り付いている黒いブラケットをはずす必要があるのですが、エンジンルーム側から、ナットで固定されており、エンジンルーム側から作業する必要があります。
エンジンルーム作業

16.エンジンルーム内作業
先ほどの触媒温度警告ユニットのブラケットを固定しているナットは、ちょうど、FUSE BOXの後ろ側にあり、FUSE BOXをはずさなければいけません。
まず、作業スペースを確保するために、エアクリーナを固定しているねじ3本をはずし、エアクリーナを手前にずらします。
また、リレーユニットも、ブラケットからはずしておきます。
パネル取り外し

21.パネルの取り外し
エンジンルームと室内を仕切っているパネルを取り外します。
青丸の4ヶ所でねじ止めされています。
下側の2本のねじは、通常の工具が入らないので、ラチェット式のドライバで、地道にはずしました。
メーター取り付け穴あけ加工

25.メーター取り付け用の穴あけ
マーキングした部分に穴を開けます。
今回は6mmのタッピングスクリューで固定するため、4.5mmの穴を開けました。
穴を開ける際には、エンジンルーム側に部品がないか、注意してあけます。(エンジンルーム側の部品に穴を開けてしまわないように)

26.メーター仮止め
あとでねじ止めがしやすいように、配線やメーターケーブルを接続しない状態で、一度ねじ止めしておきます。(あけた穴位置の確認もかねて)
固定は3箇所にしました。右側メーター横は、裏側(エンジンルーム側)がちょうどFUSE BOXの真裏になり、ねじの先端でショートする可能性があるためやめました。
パネル流用 加工/取り付け(失敗)
パネル自作

30.自作パネル
純正パネルが流用できず、パネルなしでは、エンジンルームの音・熱が室内に入り込むため、アルミ板を加工して、パネルを自作しました。
(2週間ぐらい、パネルなしで走行していました。室内がうるさい状態でした。我慢できないほどではありませんが...。)
自作パネル取り付け

35.メーターケーブル貫通部
手持ちであったグロメットを使用しています。
口の部分を固定してしまったほうが、音や水が入ってこないので良いのですが、ケーブルの自由度がなくなるため、メーターを取り付けるときに、苦労します。

36.センターメーター取り付け
先にメーター側に、メーターケーブル、油圧計用ホースをつけて、配線を結線し、メーターを取り付けます。(メーターケーブルを先にメーターに取り付けてますが、あとで苦労することに...)
ウッドパネル取り付け

39.ウッドパネル(サイド)
ウッドパネルのサイド部分を車体に取り付けますが、取り付け用のねじ止め穴を開ける必要があります。
パネルを仮付けし、穴を開ける位置にマーキングします。
あまり車両後方すぎると、外に穴が貫通してしまうので、注意が必要です。

41.ウッドパネル(サイド)取り付け
ウッドパネルを取り付けます。
先ほどあけた穴でねじ止め。さらに、ウッドパネル(センター)とつながる部分で、ウッドパネル付属の蝶ナットで締め付けます。
特に右側は、タコメーターがあって、作業がしにくいので、ナットを落とさないように注意します。ちなみに、タコメーターがあたるので、デフロスタダクトははずしてます。(あとでなにか考えねば。)
ダクト取り付けパネル
ダクト取り付け

46.エアベントダクト
作成した樹脂パネルを、ウッドパネルに取り付けたところです。中の、ジャバラ状のダクトは、長さを短くつめて使用します。吹き出し口との間で挟み込むだけで固定されるので、あまり短く切らないように注意です。
忘れていました

49.ひらひらとりつけ完了
ウッドパネルのねじ止め位置を誤ると、このひらひらがウェザーストリップに届かないことになります。(逆を言えば、このひらひらと、車体パネルのエッジをそろえた位置がちゃんとした固定位置?!)
今回は、てきとーに固定したのですが、どんぴしゃの位置でした。
エンジンルーム内メーターケーブル

51.メーターケーブル配策
メーターケーブルを配策します。純正のケーブルのルートとほぼ同じで問題ありません。ちなみに、ケーブルは66cmのものを使用していますが、もうちょっと長いもの(70cm)がいいと思われます。
メーターケーブル ミッション側

55.旧ケーブルの取り外し
結合位置は、写真の位置です。
締め付けは通常工具を使用せずに、手で締め付けられているそうなので、ほとんどは、手ではずせるそうです。この車両は、手は入るのですが力が入らず外れなかったので、マイナスドライバでつつくように緩めてはずしました。

57.メーターケーブル結合
写真とれませんでした。(手が真っ黒だったので)
中のケーブルが突っ張っている感じで、ねじ部分がなかなかミッション側に締め付けられず、1時間以上作業しましたが、できませんでした。
これは、メーター側を先につけてしまったのが原因です。仕方がないので、室内側を全部ばらして、メーターからケーブルをはずしました。
すると、あっさり取り付けることができました。(1時間もがんばったのはなんだったのか...。)
エンジンルーム内油圧ホース

59.アダプタの取り付け
オイルプレッシャスイッチを1インチのディープソケットで取り外し、そこに油圧計付属のアダプタを取り付けます。
液体ガスケットをねじ部に塗っておくと、オイルにじみを防げます。ねじがテーパになっているので、締めすぎると大変なことになるそうです。
コメント