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tr02.燃料計が動かなくなりました

アイキャッチ トラブル02 mini-Trouble
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INFO

この記事は、2006~2010年ごろに作成した記事をリメイクして公開しています。

症状

燃料計が動かなくなりました。

ミニ 燃料計

1.燃料計不動

燃料計が、突然動かなくなりました。
写真の位置から燃料計の針が全く動かず。

原因と修理

燃料タンクにあるセンサーの不良が疑わしい。

ミニ 燃料センサー

2.センサーの位置

燃料タンクは、トランクの中にあります。センサーは、横についているカバーをはずすと、見ることができます。
ちなみに、黒いほうのコネクタを抜いて、その線をアースに落としてみて、燃料計がFまで振り切れれば、メーターと配線は問題なし、センサーの不良ということになります。
今回はやはり、センサーの不良でした。

燃料の量を見る

3.燃料の量の確認

センサーを取り外すので、燃料タンクのキャップをはずし、センサーの取り付け穴より、燃料の液面が下にあることを確認します。上にあるときは、燃料を抜きます。

センサーコネクタを外す

4.コネクタをはずす

センサーに刺さっている、2本の線を引っ張って抜きます。

センサー本体の取り外し

5.センサー本体の取り外し

センサーは、金具ではまっているだけです。固定金具を、写真矢印の方向へまわすと外れます。
実際には、丸で囲った部分につめがあるので、ここにマイナスドライバを当て、プラスチックハンマなどで、軽くたたくと外れます。

センサーの新旧比較

6.センサーの新旧比較

上が古いセンサー、下が新品
フロートはガソリン色に染まってます。
下にある丸いパーツは、左の金属のものが、センサを止めていたリング。右のゴム製のものは、パッキンです。

センサーの新旧比較2

7.センサーの新旧比較2

ブラケット類のメッキ処理が異なるようです。6価クロムが禁止になったため?

フロート内にガソリン

8.フロート内にガソリン

フロートの中に、ガソリンがたまっていました。特に穴などは見つからないので、長年ガソリンに浸かっていて、目に見えないような穴から、しみこんでいったと思われます。

新品センサーの取り付け

9.新品センサーの取り付け

新品のセンサーをタンクに取り付けます。あちらこちらに当たってうまく入らないので、多少の工夫は必要です。
ガスケットを入れておくのを忘れずに。

センサー 固定

10.センサー 固定

元通りに金具でセンサーを固定、結線をして完成です。

故障個所の確認

センサーの作動確認

11.センサーの作動確認1

取り外したセンサーの確認をしました。テスターを抵抗レンジにして、2つの端子間の抵抗値を測定します。
写真は、燃料が空の位置で測定。断線(抵抗値測定不能)を表示

センサの作動確認2

12.センサーの作動確認2

今度は、満タン状態で測定。13Ωを示すため、途中で断線していることがわかります。

センサーのばらし確認

13.センサーのばらし確認1

せっかくなので、ばらしてみます。まず、フロートのついているステーをはずします。

センサーのばらし確認2

14.センサーのばらし確認2

丸の部分のつめを起こすと、カバーが外れます。

センサーのばらし確認3

15.センサーのばらし確認3

矢印の位置で、断線していました。

新品センサーの抵抗値-満タン

16.新品センサーの抵抗値

新品を測定した結果です。
満タン状態で、12Ω

新品センサーの抵抗値-空

17.新品センサーの抵抗値

空の状態で、283Ω

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