INFO
この記事は、2006~2010年ごろに作成した記事をリメイクして公開しています。
症状
インジケータスイッチ(ウインカースイッチ)の前後方向(ハイビーム切り替え)がぐらぐら、ハイビームの状態でロックしなくなってしまいました。
修理
スイッチを交換しました。

Lucas製、パーツナンバーSQB115です。ネットで購入。

まずは、ステアリングの取り外し。
中央のカバーをはずします。(はまっているだけ)

中央のナットをはずします。
キーをはずして、ハンドルロックをかけておくと、作業が楽です。

ソケットサイズは、1・1/8インチです。ソケットは、行きつけの工具屋さんで、410円で購入。

ステアリングをはずす前に、まっすぐにしておきます。
あとで戻したときに、どの角度でしめつけたらいいか、迷わないためです。マーキングを入れておくと、さらによいでしょう。

ステアリングをはずしたら、コラムカバーの取り外しをします。

ねじは、全部で3箇所。
すべてポジドライブです。
あまり強いトルクで締め付けられていないので、プラスドライバーでも注意すれば大丈夫だと思います。
左側は、この1箇所。

カバーは、特につめなどでとまっていないので、簡単に外れます。

スイッチをはずしてしまう前に、配線のルートを確認しておきます。

スイッチ本体は、このねじ一箇所で固定されています。もちろんポジドライブ。

ワイパースイッチを取り外します。固定は、3箇所。
一番外側の1箇所は、ワッシャーが入っているので、なくさないように。

ねじは、1/4インチ。
ソケットがなかったので、めがねで地道にゆるめました。

ワイパースイッチと、インジケータスイッチの配線が、テープで一緒にまかれていたので、それをはがします。

ワイパースイッチの配線だけで、テープにまとめます。
新品のインジケータスイッチの配線には、チューブが最初からかぶせてあります。

ワイパースイッチのレバーの根元の樹脂に、ヒビが入っていました。
こちらも折れるのは時間の問題です。

インジケータスイッチ側。新品で購入したスイッチにはない、板ばねがついていますので、これを流用します。
ねじ2本(1/4インチ)でとまっています。

新品のインジケータスイッチの 取り付け。
向きが合うよう、ステアリングシャフト側にあわせがあります。
中央のキャンセルカムにも向きがあります。
180度間違えると、ウインカーを出した後、ハンドルをたくさん切らないと、自動的にスイッチが戻らなくなります。

このねじをしめて固定。
新品のスイッチには、普通のプラスねじが使われていました。
樹脂部品のため、締めすぎに注意。
あとは、はずしたときと反対の順番で組んで、動作確認をして完成です。

カバーをはずしたときに、落ちてきた樹脂の部品。
これが折れたのが原因。

スイッチをハイビーム側で保持するための部品でした。(写真は新品)
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